2017年2月23日

3D Vision Surround の視差問題

これはiRacingの3画面で Multi-Projection オンの環境の話。


3画面に囲まれた状態 / ̄\ で3D Visionをしていると、横のディスプレイに何か違和感を感じる。かといって横のディスプレイに顔を向けると見ると問題ない。

なぜだろうと思ってたら気付いた。顔が正面を向いているとき、横ディスプレイでは見かけの視差がズレるんだよね。

イメージ図。わかりますよね?

プレイヤーから同じ距離にある青★と赤★。青★は正しい視差で描画されている。
赤★は、本来は横ディスプレイの赤★の位置に描画されてれば顔が正面向いているときに周辺視野の違和感がないはず。
しかし実際は青★と同じ視差に描画されてしまう。これが焦点が定まらない感じの違和感の原因。
3D映像を平面に表現する手法の原理的な不都合ってこと。

これを原理的に回避するには頭の向きをトラッキングして、正しい視差になるようにリアルタイムで3D映像の処理が必要かな。めんどくさそう。

3画面のままでの解決策は、fovが狭くなることをガマンして3画面を直線配置 --- する。
それが嫌な場合、周辺視野の違和感を減らすために全体の3D奥行き(視差)を少なめにする。
そして横を向くときは頭ごと向く。

ぼくは、3D奥行きを90%くらいにした。少し奥行き感が減る代わりに、違和感も減る。


VR導入で全て解決しそう!現世代VRは視野角が110度くらいと少し足らないらしいので、はやく視野角200度くらいのやつ販売してください!

参考文献
3画面に角度をつけたときの3D Visionの最適化(Windows10/DX11) - iRacingレポート
Groovy Clutch: ASUS VG248QE 3D Vision Surround
2017年2月12日

GTX1080のOC版ビデオカードを買った

いろんな人に、まだぼくには1080は不要と言われ続けていました。なぜならそこそこのスペックのゲーミングマシンを持ってるのに、レーシングシミュレーターのiRacingしかしないから。他のゲームはまったくしない。最新作も話題作もプレイしてない。実にもったいない。そのiRacingは4790k+GTX970でも、FHD3画面3Dvisionで、グラフィック設定を落としつつもだいたいの場面で問題なく使えてる。現状、iRacingにおいてGPUはボトルネックになってない。
でも・・・もしかしたらDynamic objectsに影付けられるかも・・・欲しい・・・買うか!
さようならGTX970ちゃん。2年とちょっと、お疲れ様でした。

どうせ買うなら、強そうなやつにしてやろう。
ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Extreme ZT-P10800B-10P VD6077 ZTGTX1080-8GD5XAMPEX01

GTX1080の定格版のブーストクロック1733MHzに対し、このカードはベースクロックが定格ブーストを超える1771MHz、ブーストは1911MHzという大盤振る舞い。素晴らしく変態。


しかしクソでかい!3スロット占有!カードの長さは325mm!!並べるといままで使ってたGTX970がエントリーモデルに見える。
このために新しく買ったPCケース(Define C)は奥行き短いのに拡張カード有効スペースがスペックシートによると315mmもある。
今回買ったグラボが搭載でき・・・ないじゃないか・・・・・・。

なんて茶番は置いといて、このケース、フロント吸気ファンの位置をずらせば335mmまで積めるらしい。完璧だ。
これ以上長いカードなんてもう出ないし、出ても買わない、と思う。たぶん。どうだろう・・・。(Define R3を買ったときも300mm超えカードなんて出ないし買わないという思考回路だった気がするが、結局長いカードに手を出してる。)


と思いきや、実はこのカードがフロントファンにギリギリ干渉しないことが組んでからわかった。
カードスペック表の325mmってのはブラケットのL字部分含む長さのことで、ケースブラケット接続面からカード先端までは315mmでした。なので、このケースとカードの組み合わせなら、カードを取り付けたあとにファンを滑り込ませれば、フロントに3枚ファンを取り付けできる。
ファンを外せば最大でブラケット取り付け面からカード先端まで340mm。

そして、でかくて重いグラボって時間がたつと基板が歪んで垂れてくるのが常。家に転がってたプラパーツを間に合わせでフロントファンに付けて、グラボ支えを作った。長穴のおかげでジャストな高さで支えることができる。いいケースだ。


肝心のグラフィック向上に関しては・・・・iRacingではたいして変わりませんでした!!!!大満足!!!!!!!!
2017年2月11日

Fractal Design Define C PC Case

10年以上使うつもりで買ったPCケース Define R3 を、6年で買い換えることにした。
HDDを最大6台も積んでた時期があったのに、いまや3.5インチシャドウベイには2.5インチSSDが2台載るのみ。すっかすか。
音楽も映像など光ディスク媒体だったものは、いつのまにかネットで楽しむ時代にかわっている。ストリーミング映像はストレージすら不要。
つまり、一般ユーザーにとって5インチフロントベイや3.5インチシャドウベイはもはや不要な時代。外付けドライブで十分すね。
そろそろPCすら不要な時代が来つつあるかも?とか思いながら、まだまだゲーミングPCというジャンルは残りそうだ。

Fractal Design Define C Black ATX用PCケース スチール CS6471 FD-CA-DEF-C-BK を購入。
5インチベイなし!HDDベイは2台分のみ!潔し!
フロントシャドウベイが無いので、奥行きがその分短い。
そのくせ、拡張カード有効スペースが315mmと、ハイエンドの長いグラフィックカードも飲み込める。フロント吸気ファンの位置をずらせば、335mmまで対応するとか。そんなバカでかいカード買うわけないけどなwww

付属ケースファンはフロント12cm+リア12cm。さらに手持ちの14cmファンをフロントに、加えて12cmファンを底面に追加。正圧確保とともに、グラボ下の空間へのフレッシュエア供給を目論む。
ファンは長穴固定なんで、上下方向好きな位置にスライドできる!これは位置に迷うね。


中身の構成部品はそのまま移植。スッキリ!!
ん?なんかバカでかいカードが載ってますな。

つづく。