2016年3月18日

[OSW] サーボモーターを決める

OpenSimWheel自作プロジェクト。
ぼくは、「ゲームで勝ちたい派」ではなくて、「リアルのモータースポーツを再現したい派」なので、レーシングシミュレーター環境には必然的にリアルを再現できそうなシムリグを揃えたいわけです。ペダルしかり、シフターしかり、3Dしかり、振動しかり。モーションコクピットは・・・さすがに要らないかな。

ということで今回はOSWの重要パーツのひとつ、サーボモーターを選定する。
減速ギアやベルトなどを介さず、モーターの軸に直接ステアリングホイールを接続するから DirectDrive なんて言うわけですね。

よく使われているサーボはこのへん。ざっくりした値段も書いとく。
MiGE 130ST-M10010 20Nm 3.5万円
MiGE 130ST-M15015 30Nm 3.9万円
Lenze MCS12H15L 29Nm 15万円
Kollmorgen AKM53 30Nm 25万円
(値段は誤植じゃないですよ。)

MiGE安いよね。安い分劣るところもある。エンコーダの解像度が低い。そして、LenzeやAKMのほうがFFBが細かいとか。
海外のフォーラムの比較投稿によると、FFBの細かさの差は、ほんとにちょっとした差らしい。MiGEでも市販のハンコンよりは遥かに良いFFBを発生してるんだとか。MiGEと他のは、価格の差ほどの性能差は無いんだって。さすがにサーボのみに15万オーバーはやりすぎと思ったよ。

低い解像度については、MiGEエンコーダを通常の倍にした高解像度版があって、それなら対向サーボと同じスペックになる。上のはその高解像度版(さらにケーブル付き)の価格。
価格差を考えるとMiGEしかないでしょ。

あとは20Nm版(通称 Small MiGE)と、30Nm(Big/Large MiGE)からどっちにするか。
小は電力効率がいいらしい。
しかし十分な電源があれば大は小を兼ねる。
ヘッドルームが取れそうなBigにしときます。ただし、Smallでも十分強力らしいです。CSW(7Nm)の約3倍あるもんね。

MiGEサーボモーターの購入方法について。
ちょっち前まではaliexpress.comで販売してたんだけど、今は取り扱いなし。
メーカーに直接メールするか、シムリグ関連のMiGE取扱店(他にもいくつかアリ)に注文するかしか無さそう。

とにかく、ぼくのOSWのサーボモーターは決定しました。
サーボは有志と一緒に共同購入しました。なんと心強いことか!
つづく。

[追記] Direct Drive Wheel Motor Bundle – Sim-plicity ここで、必要なもの一式のセットが売ってるよ!便利!


[追記2]
Small MiGE も買ってみました。

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