2012年1月29日

SUS Racing Simulator Cockpit

半年ほどレースシムできなかったけど、やっとこさ復帰するにあたってシムレーサー御用達のSUSアルミフレームでレースシムコックピット組み上げたよ!フルバケットシートを付けて、3画面ディスプレイ一体型!すごい!かっこいい!


40x40mmと40x80mmのフレームを使用したので、まったく撓る気配がありません!
iRacingのフォーラムの Your Sim Cockpit スレッドなどのいろんな人のコックピットを参考にし、とてもシンプルな構造に落ち着いた。
そして、黒アルマイト!かっこいい!ホコリが目立つ!!


ドライビングポジションはこんなかんじ。目線の高さはディスプレイの真ん中に。ステアリングホイールは画面内のステアリングと重なる位置に。あ、背景のPCケースのせいでフレーム構造が見難いね。


先人の知恵に加えて、いろんな工夫をほどこしてみたぜ。以下、工夫紹介。

ベースとなるフレームには1400mmの40x80を2本使用。その間に500mmのフレームを4本ラダー構造にしてシートとペダルを設置。
ペダルの手前側は太いフレームにして、ブラケットを介して縦フレーム(長さ1000mm)の横揺れを受け止める。縦フレームをベースフレームに締結する際、QCジョイントできっちり直角を出し、さらにブラケットで揺れ耐性を確保したほか、柱の上端を40x80で連結したため、まったくもって揺れない。オーバースペックかもってくらい高剛性。


一番悩んだディスプレイの固定方法は、手持ちの液晶ディスプレイアームのアーム部分だけ流用することで解決。根元をSUSブラケットで挟んでみた。ちょっとボルトが長かったがまあいい。これだけですごいしっかり固定されたよ。アームは揺れに弱かったけど、SUSに移植したらSUSコクピ自体が揺れないもんだからディスプレイもまったく揺れなくなった。完璧すぎだね!!


シートはスライドレールを介してキャップボルトで取り付けただけ。これまたシンプルな固定方法にしたよ。シート用フレームはベースフレームにQCジョイントで接続。
QCジョイントは工程も少なく見た目がすっきりするうえに、直角がすごい出る。隙間も出ないしおすすめ。代わりに、普通のブラケットに比べて滑りに対する許容荷重がちょっと低い。でもどれくらい荷重がかかるかざっくり計算したところ、たぶん大丈夫っぽい結果だった。実際滑らかだった。よかった。


ベースフレームは40x80を寝かせてる人が多いけど、立てて使ってみた。これが一番の特徴かも。シートを固定するフレームは下段で、ペダルは上段に付けたフレームの上に乗っかっている。これでペダルの高さを40mm稼いだのだ!ペダル自体にも厚みがあるので、カカトの高さはお尻より数センチ高い。Giddy up pedalはフォーミュラスタイルのペダルなのでポジションは完璧。素敵。


ステアリングの位置調整機構もこんなにシンプル。高さも奥行きも角度も自由自在よ。



つまり、これから自作コックピットを組もうとするひとは回り道せずにいきなりSUSにしたほうがいいってこと!!
SUS部品はだいたい42k円でした。黒アルマイトに拘らなければもう2~3割安いはず。


ポルコン固定用プレートを手持ちの板で暫時間に合わせなため木製でやたら浮いてるので、近いうちにアルミ板で作り直す予定。(追記:作り直した!
あ、写ってないけど、基礎フレームは滑り止めマットを細長く切ったものの上に設置してあるよ。もう動かせない。


追記:パーツオーダーシートはこちらの記事で。

追記2:2015年版はこちら