※追記 FFBをリアルに近づけると、中華QRのスプラインのガタが音をだす場合があります。中華QR含め、スプライン軸のものは推奨できません。本記事のマグネット通電はまったく問題なかったので残念です。。。
前回のつづき。
OpenSimWheelでクイックリリースすると、普通はステアリング上のスイッチやらLED表示やらへの配線はUSBコイルケーブルで接続しちゃう。それはそれでレーシングカー感が出ててかっこいい。
でも、できれば電気的接続もクイックリリースしたいよね!
先日手に入れた中華QRには、ちょうどよく芯に10mm径の穴が開いている。
mini-Dinみたいな端子仕込むのもいいね。しかしMini-Dinは抜き差しが結構固いため、しっかり強度を考えた設計をしないといけない。精度も必要。
そこでぼくは
HKW microUSB マグネットケーブル スマートタイプ
こいつを使います。
マグネットで接続できるUSB端子。その中でもコネクタ形状がコンパクトなものを選んだ。
片方のコネクタをある程度フリーにしておけば、近づけるだけで吸い付く。つまり組みつけ精度は不要だよね。
(これ超便利。iPhone用のも買っておこっと。)
さてと、軸側(サーボ側)の準備。
マグネットコネクタを、軸の穴にゆるゆるに入るまで地道に削る。ここはスカスカになるくらいでいいのです。
軸の反対側は、適当な詰め物でケーブルが抜けないようにしとく。今回はマグネットケーブル付属のシリコン製の束ねるやつを巻いて押し込んだ。適当すぎ。
マグネット端子はケーブルでだいたい保持されてる状態。
こうすれば、ちょっとした位置や角度のズレはマグネットが吸着するときに許容してしまう。
マグネットケーブルの反対側は、コイルケーブルにしたいので適当にちょんぎってMicroUSBメス端子をはんだ付け。
そのコイルケーブル配線逃がしのために、樹脂製のステアリングスペーサー(Daikei [ 大恵産業 ] ボススペーサー 25mm [ 品番 ] BS-25)を使った。棒やすりでケーブルが通る溝(写真の左下側)を掘っておく。
んで、USBコイルケーブルを挟み込んで完成。
用意してあるハブに乗せてみた。想像以上にいい出来です。
次はステアリング側。
短いmicroUSB延長ケーブルを自作します。ステアリング側を2個つくるので2本。オスとメス。ケーブルは壊れたマウスから拝借しました。このケーブルのメス側に、マグネット端子を差し込んでおきます。Fanatec変換Teensyに差し込む用に反対はオスにしときました。
今回はワンオフスペーサーを使うので、あらかじめQRとスペーサーはボルト止めしておきました。
ここに、手びねりプラスチック 100gというものを使います!何者かというと、お湯で温めると粘土のように造形できて、冷えると固まるやつ。おゆまると違って、タップ立てられるくらいカチコチに硬くなる。
これを詰め込んでマグネット端子を固定するので、その辺に転がってた樹脂のプレートをこんな形に適当に切って、底敷きとします。精密につくる必要はなし。
QRは接続し、マグネットを吸着させて位置出し。そこに温めた手びねりプラスチックをいぐい詰め込むだけ。手びねりプラスチックは冷えて固まっても金属と接着はしないので回すと回転しちゃう。とりあえずそのまま。不具合出たら接着剤でも流し込んでおこう。
Fanatec Formula Rim に接続してみると、こんな感じになるわけです。
動作チェックは完璧。ステアリング交換が捗る!
もうすぐSimuCUBEが出来上がるそうなので、いままで集めたパーツを借り組みしてみた。
巨大!鈍器!かっこいいな!!!
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