~この情報は古いものです。2014現在はSimVibe構築がおすすめ。~
iRacing Bass Shaker (1) 準備編の続き。
全世界で2人くらいが熱望しているであろうレースシム用ベースシェイカーの「環境構築編」をお届けする。レビュー編は次回。
万人向けの記事ではないので注意。無駄に長文。自己責任でね、と念のため書いておく。
テレメトリ周り
基本的にpdfで公開されてるガイドブックに従って設定するだけ。難しいことはないけど手順が多い。
X-Sim本体をインストール。
x-simのアカウントは作らなくてもいいかも?わからん。
.rn2を読み込ませる。ありがとう!NimaさんバージョンとBrentさんバージョンがある。Nimaさんのほうが大人しい。Brentさんはいろいろ混ぜ込んだかんじで荒々しい。Nimaさんのほうが好み。
振動情報サウンドの出力先をメインじゃないサウンドデバイス(うちの場合マザーボードオンボの蟹。ノイズがあっても問題ない。むしろノイズがあったほうがそれっぽかったりして。)に設定。
これで設定終わり。
振動ユニット周り
工作の時間。
シート側
Funsonicの振動ユニット VM812 をフルバケのケツの裏側あたりに穴をあけてボルト止め。実車に取り付ける予定ないから加工してしまった。身体側になるボルトの頭はでっぱりが少ないタイプに。ナット側は念のため緩み止めナットにして安心。
ペダル側
ペダル付近にも振動ユニットを付けよう計画中。Funsonicアンプにセットでついてきた振動クッションは使い道があまりないので分解して中身の振動ユニットVt7だけを利用しよう。
ペダル付近のSUSフレームに適当なステーを介してボルト止め予定。コックピットがSUS製なのでこういう後付けがしやすくて良い。あとでやる。
サウンドのルーティング
USBオーディオインターフェース周りを具体的にどうルーティングしてるかも参考まで記述しとく。
使ってるのは普通はDTM用の Fast Track Ultra だよ。コレに対してのイン/アウト。
インプット側
[A] iRacingサウンド:PC→USBケーブル→オーディオI/F
[B] iRacing VC,Spotter:PC→PCIサウンドカード→ラインケーブル→オーディオI/F
[C] X-SimサウンドLFE:PCオンボードRealTek(蟹)サウンド→ラインケーブル→オーディオI/F
[D] VC用マイク:→オーディオI/F
すべてはオーディオインターフェースに。
アウトプット側
[A][B] ヘッドフォン又はスピーカーへ
[A][C] 振動ユニット駆動用のカマデンアンプFSA-01Vへ
[D] PCに送られるインプットへパッチケーブルでループバック!
([A][B][D]を混ぜて送ればレース実況配信ができるね。)
文章で書くとわかりにくい!
うちのオーディオI/Fは、アウトプットにPCサウンドや各アナログインプットを好きに選んでミックスして出力できるのでこんなかんじになる。ミキサーバスが複数ある感じ。
VC,Spotter用サウンドデバイスを別に用意したのは、声でシートが震えるとかいう残念なことを防ぐため。必須じゃないよ。
これから構築する方へ
僕がもしゼロから構築するならこうするかな、というお話。
サウンド周り
たぶんお手持ちのマザーボードのIOパネルにはラインイン(たぶん青)とラインアウト(たぶん緑)ジャックがあるはず。そしてラインインに接続した音をそのままラインアウトする機能がたぶんあるはず。
なので、ラインアウトがあるサウンドデバイス(僕ならベリンガーUCA222あたり)をメインアウトプット用に1台追加して、そのラインアウト(iRacingサウンド)をオンボのラインインにループバック。ループバック用のRCA*2→ステレオミニ変換ケーブルは、ハードオフのジャンク箱に100円くらいで必ず見つかる。音はヘッドフォン出力から聴く。(VCするシムレーサーならヘッドフォン派でしょ?)
X-Sim出力をオンボサウンドデバイスにして、ラインイン(iRacingサウンド)と混ぜてラインアウトから振動ユニットに流すのが一番低コストかなー。
オンボードサウンドデバイスが蟹とかだと、もしかしたら出力にグラフィックイコライザ機能があるかも。無かったらソフトウェアのバージョンを変えてみるとか。つまり、LPFを省略できる。ちゃんとしたLPFみたいにカットオフはできないけど、振動ユニットにはそこまで高出力を送らないと(日本の住宅環境的に)思うので、問題ない。(ラインインにエフェクトがかけられなかったらごめんね!)
設置方法にもよるけど、振動ユニットには5Wも入れたらもう不快なほど揺れすぎて大変だよ!
振動ユニット周り
振動ユニットは海外から安いのを取り寄せる。めんどいならカマデン。
アンプはラインインがあって、インピーダンスがマッチングすれば何でもいい。マッチングしなくても、アンプ6Ωで振動ユニット8Ωとかなら実用上問題ない。逆(アンプ>振動ユニット)だとダメ。スピーカーケーブルは適当に線材を調達して自作する。
音を扱うことには中途半端に詳しいので、悩んだときにはお力になりますよ。twitterだと長くなるのでコメント欄かPMで。
あ、x-simulatorのforumはものすごく濃いので面白いよ!
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2 コメント:
UCA222よさそうですね!こっち系の知識がないのでこういう具体的な製品の紹介はありがたいです。
そろそろ構成を練って私も導入しようかな…!?
やりましょー!
VCとSpotter用にもう1個サウンドデバイスがあればもっと幸せです。
声でかなりシートが揺れて不快です。
UCA222の挙動がわかればいいんですが、マニュアルを読んだかぎりわかりませんでした。
モニタースイッチをオンにしたときにRCA inに入った音がRCA outに回らず、ヘッドフォン出力にだけ回る仕様なら、適当なサウンドデバイスをもう1個追加してしあわせ。
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