2015年9月16日

Real Okinawa Review

休暇をとって4泊5日沖縄旅行してきた。
ただの旅行記じゃつまんないので、沖縄県にリアルで怒られそうな怖いもの知らず観光地レビューをします!

※個人の感想です!


■那覇周辺

国際通り
下品なお土産屋さんが大量に並び、失笑系メッセージTシャツ店が何個もあり、沖縄料理店がある、完全に客引き合戦な観光客向けストリート。
アイスやかき氷なんかを食べ歩きしつつ一度さらっと通り過ぎるくらいでいいかも。初日や最終日に時間が余ってしょうがなかったらさらっと見るくらいでいい。ここ見るくらいなら他を見たほうがいい。お土産もここで買わず那覇空港でいい。正直いって優先度低い。
水着を買うとかビーチサンダルを買うとか、そういうのは出発前に済ませて、こんなところで貴重な時間をロスしないほうがいい。
タコスやステーキなどのアメリカンフードは、沖縄じゃなくても美味しいのが食える。

第一牧志公設市場
国際通りからすぐ近くの、肉や魚が並ぶ観光地的な市場。
1階の肉屋や魚屋で買った食材を2階で調理してくれるというサービスがあるけど、衛生環境的にちょっと遠慮したいほど、場内の空気がリアルに臭い。
あと、品物はちょっと観光地価格。道の駅なんかのほうが安かった。
さすがに置いてある品物は普段見たことない物ばかりなのでちょっと面白い。でも、ぼくはもう二度と行かなくてもいいかな。

壺屋やちむん通り
陶器好きにおすすめって感じでもなく、古びた陶器屋が連なってて、その中の3件くらいはお洒落な感じ。あとは取り立てて惹かれる店もなく、何も買わずに帰った。
国際通りからは結構あるいた感じ。
陶器好きなら、後述の読谷村(よみたんそん!!)にある「やちむんの里」のほうが町並み含めて面白いよ。

栄町市場周辺
ゆいレール安里駅(あさとえき)すぐ近く。駅から見えるスーパーマーケット「りうぼう」側。昼は市場、夜は飲み屋街。
那覇の夜ごはんはココで決まりだ!地元の人向けのディープな狭い飲み屋がたくさん!路地ではオッサンが立ちション!
適当にぶらついて、適当に店に入るのがいいよ!沖縄料理居酒屋はもちろん、貝専門居酒屋とか面白い店ばっかり。
そして安い!飲んで食って1店舗3,000円くらい!ここは1~2杯飲んで店を3件くらいハシゴしてくのが正解な気がする!
滞在中2晩も通った!沖縄来たらまた絶対行くわ!

首里城
超有名な、フツーの観光地。
と侮って散歩する感覚で見学してみたら意外と面白かった。スタンプラリーしたらシーサーステッカーもらえました。
急いだら30分くらい。ゆっくり見て2時間くらい。
定番だけど、一度行けばもう行かなくていいかな。逆に言うと、一度は行ってもいいかも。
朝イチ8時過ぎに行ったので割とのんびり見れたけど、9時過ぎたら中国人観光客団体がきて騒がしい雰囲気に。
そういう団体さんは自撮り棒振り回しながらさっさと進んで行くので、巻き込まれたら先に行かせるが吉。

波の上ビーチ
リゾート感には欠ける都会ビーチ。目の前の海を高架橋が横切る。でも海はキレイ。
駐車場は30分無料なので、レンタカーを返すまでのちょっとした時間つぶしに、足だけ海に入ってキャッキャするのにちょうどいい。
ちょっとした時間が2時間くらいなら、ここじゃない空港近くのビーチに行って泳いだほうがいいね。


■中部

やちむんの里
この陶芸家エリア、雰囲気がいい。
そして里の中心の登り窯、かっこよすぎだ!!!
思わずキレイな色合いの陶器を買ってしまったよ。
のんびり散歩がてら行くといいよ。

座喜味城跡
やちむんの里の近くだったし世界遺産らしいので行ってみた。
The Elder Scrolls の世界観そのまんまだよ!野党が野営してそう!
何にも無いスポットだけど、それがまたいい味出してる。
ちょっと寄り道15分くらいの滞在で、意外に満足できた!
ファンタジーな服装をした外国人グループが、なにやらyoutubeに公開しそうな自主制作映画的なものを撮影してた。そういうロケーション。

残波ビーチ
すぐ近くの沖縄残波岬ロイヤルホテルに宿泊したので、水着のまま歩いてすぐビーチに行けた。
夕方になると暑すぎず、客も少なく、のんびりビーチ遊びできた。
そのまま夕日も見れる。ジェットスキーに引っ張られる系の定番マリンアクティビティもあったり、日没後もやってるビーチバーもあったり、かなりおすすめ。
ホテルからもらったクーポンでパラソルを借りれたり、ドラゴンボートに乗れたりする。楽しかった!ホテル滞在中2回行った!

青の洞窟
シュノーケリングやダイビング案内で商売してる店が大量にあるので、どこかに料金を払ってガイドしてもらうといい。そして、現地集合のショップはやめたほうがいいかも。現地は道路が狭いうえに渋滞で、個人で行くと駐車場が無くてめんどくさそうだったよ。
今回はシュノーケリング。1回3,000円くらいの水中カメラを貸してくれるところにお願いした。
泳ぎに不安がある人は、シュノーケリングジャケットを借りてください。用意してる数が少ないかもしれないので、遠慮してると泳ぎが苦手と自己申告した方優先になります。
ジャケットがあれば顔を水面上に出してても浮くので恐怖心ない。ぼくは使わなかったけど、顔を水中につけてればちゃんと浮くので大丈夫。むしろジャケット着ると動きにくい。
いやー、洞窟キレイだったよ!
しかし、人気スポットのため洞窟内も渋滞。行くのはオススメするけど、行くなら早朝7時とかの朝イチがいい。
洞窟も感動したけど、行きかえり泳いでいく途中の珊瑚礁と熱帯魚も良かった。餌付けすると寄ってくる!
次は洞窟じゃなく、フツーのシュノーケリングスポットにフリーで行きたいね!!

花織そば
沖縄そば屋。うみんちゅそばは、野菜たっぷり魚介ラーメン。おいしかった!
ガイドブックに載ってるせいか、昼過ぎでも混んでた。芸能人のサインがいっぱい。有名店らしい。

■北部

アトリエ43
手乗りサイズの素焼きシーサー手作り体験。
じっくり2時間ほど熱中してシーサー製作してしまった!土いじりなんて子供のころ依頼だしな!
美的センスが露呈するので注意。それもまたおもしろい。
この工房のすぐ脇のビーチが誰もいなくて、浅瀬の湾で、白くて、エメラルドで、波もおだやかで、海の家も監視員もいない超いいロケーション。

古宇利オーシャンタワー
ロケーションはいい。貝殻博物館も、まあいいんじゃないすかね。
ただ、商魂たくましく観光客マネー目当て感が伝わってきすぎていやなかんじ。
タワーの頂上では、プロのカメラマンが、まずプロのカメラ(Canon)で一枚撮影、その後お客様のカメラで撮影。よければプロのカメラで撮影プリントしたのを買ってねとか。
ぼくはたまたま一眼レフを持ってたので、プロにカメラを渡す前にあらかた設定してから手渡した。
逆光のときは強制フラッシュするといいね。プロ写真はお好みで購入してあげてくださいです。リア充な写真になります。
行ってもいいけど、入場料も高いし、わざわざ時間を作ってまで行くところでは無いかなー。
タワーの上からの景色だけはいい。

ティーヌ浜ハートロック
隠れ家的ビーチ?とんでもない!泳ぎに来てる人もいたけど、積極的に泳ぎにくる場所では無いね。有名になったせいかひっきりなしに観光客が来ては去っていく。(ぼくもその一人)
岩もハート型ではなく、魚の尾型ですね!有名になる前は、さぞかし名所だったんでしょう。
話のネタに見る程度でOK。

美ら海水族館
8時半オープンのところ、月曜の朝9時に行った。
空いてたので駐車場も待たずに入場。入り口の記念写真コーナー(出口でカードサイズにプリントした写真がサービスでもらえる。大きいサイズの写真プリントは有料だけど、いい写真だったので買ってしまった。)もすぐ案内された。
その後ゆっくり映像シアターを見てたりしてたら状況が一変。
10時を過ぎたころからツアー客でごったがえし、周りは大声の中国語や韓国語が飛び交い、とてもゆっくり見る雰囲気じゃない!
しかし巨大水槽はさすがに圧巻。その他は・・・思ったよりフツーかな。水族館マニアには違いがわかるかもしれない。とにかく人だかり。
ショップにはなかなかセンス良いものが多いので、お土産を買うのもいいね。ジンベエザメぬいぐるみを買ってしまった。
11時ころ水族館を出たら、入り口付近にはには入場待ち列の人だかりが!
そして周辺道路も大混雑!外には1kmくらいの駐車場待ちレンタカーの列があったよ!
月曜朝でもコレなので、がんばって早起きして、オープンの時間に着くくらいの気合で行くのを本気で勧めます。

道の駅許田 やんばる物産センター
小さな道の駅。休憩がてら寄りました。
パーラーでパインカキ氷を食べたよ。ふわふわおいしい!量が多い!おやつの時間帯に通ったら寄るといいよ。カキ氷のくせにおなかが膨れるので食事の直前にはやめときましょう。


■西海岸

美浜アメリカンビレッジ
ガイドブックのおしゃれな写真に騙されてはいけない。アメリカン風の装飾が施されてはいるけど、それに囲まれたエリアはごく一部。そしてアメリカンなのは見た目だけで、実態はただの貸し店舗エリア。
反対を向くとホームセンターとかカラオケ店とかイオンが見えます。
つまり、がっかりスポット。時間を無駄にした。まじで行かなくていい。


■まとめ■
沖縄は、観光地にいくところではないね。ガイドブック(旅行誌)で特集されてる(≒出版社に掲載料を払っている)エリアは商売っけたっぷりなところが多い。
今回ガイドブックを参考に旅行してきたぼくが言える立場ではないけど、「ガイドブックに載ってる観光地」を回って、「ガイドブックに載ってる店でガイドブックに載ってるゴハン」を食べて、「ガイドブックに載ってる遊び」をするのって旅行じゃないよね。

沖縄は国内旅行で南国感を楽しむところだと思ったよ。
砂浜で遊ぶ、海に潜る、マリンスポーツを楽しむ、自然を感じる、ドライブする、現地飯を食う、南国フルーツを食う、読めない地名を読むなどなど、そういう楽しみ方が正解なんじゃないでしょうか。たぶんね。

ぼくなら、こんなものを提唱してみます。
・エメラルドの海と白い砂浜で海水浴
・南国フルーツのカキ氷
・北部の自然の多いエリアをドライブ
・沖縄ならではの景観や地形を眺める
・世界遺産を見る
・離島でシュノーケリングorダイビング
・現地食材(カラフルな海産物など)を現地で食べる
・定番の沖縄そばは念のため食べておく
・最終日の前夜は安里の地元居酒屋をハシゴする
・最終日の午前はもう一回ビーチで海水浴する
・お土産は帰りにまとめて那覇空港でかう

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