遅ればせながらVRを導入することにした。
VRでレーシングシミュレーターの iRacing をやるぞ!Riftで行くぞ!
Oculus Rift にする理由は、補間フレーム生成技術(ASW, Asynchronous Spacewarp)の出来が HTC VIVE より良いため。iRacingで比較的最近リリースされたコースは特定の場所(グランドスタンドが画面に映るときなど)で極端にフレームレートが落ちることがあり、そんなダメコーディングなiRacingの場合、ViveよりRiftのほうが総じて快適とのこと。
問題点は、Viveに比べてメガネが使いにくいらしいこと、ルームスケールが狭いこと、視野角が若干狭いことくらいかな。ポチッとな。
と、思ったより早くRift+Touchが届いた。金曜の夜発注、月曜発送、水曜朝着。
なお、Riftは香港からfedexで送られてくる。fedexの配達員は宅配ボックスがあっても入れてくれない。なのでトラッキングナンバーが判明した時点で、日本のfedexカスタマーセンターに電話して、宅配ボックスに入れてね!って連絡すると一発で受け取れます。(というのを忘れてて、再配達で宅配ボックスに入れてもらうよう依頼しました。)
さっそくセットアップ。
せっかく作った周辺視野カバーはVRセンサーの邪魔になるため撤去。このカバー、短い間だけれどもいい仕事してくれました。3画面環境にはマジおすすめしとく。
あとはインストーラーの指示通りに進んでおわり。途中で2GBくらいのデータダウンロードがあった。
んで、とりあえずレースの前にVRゲーを遊びますよね!
・・・・・・・・・VRすごい。マジ未来・・・。
Robo Recall
Touchがあると無料で遊べるシューターゲー。予想通りのゲーム。
二丁拳銃で弾がなくなったら、拳銃をポイッと捨てて腰から新しい銃を取り出す。かっこいい。
ワープ式の移動は不自然だけど、酔わないためにはこれしかないのかもね。
The Climb
ロッククライミングゲーム。Touchで岩を掴んで登っていく。
雄大な自然の中をルートを考えながら登っていくのは新鮮。手を滑らせて落ちる体験はVRならではだな。
Soundboxing
飛んでくるボールをシャドウボクシングしていく音ゲー。
youtubeにある音楽にのせて、一般ユーザーがボールの配置を譜面のようにクリエイトし、それをみんなが遊ぶ。
センスあるユーザーの譜面はほんとにダンスしている気分になれる!しかし本人はキレキレなつもりでも、傍から見ると滑稽な踊りに見える。
このシステムはVR音ゲーの完成形。1日5曲もやれば汗だく。これは痩せるぞ。
もともとVive用らしく、Riftだと少しUI周りの不具合がある。(曲を再生したらポーズやキャンセルできなかったり、メニュー画面でたまにポインターが消えたり)
それを差し引いてもおもしれーぞ。まったく酔わないしね。
そして、本来の目的である iRacing をやってみた。
これは・・・フツー!フツーすぎだ!!
いきなりフツーに走れる。自然に視線が先を向く。何の問題もない。
これはリアルだ!とかそういう感覚ではなく、フツーに車に乗りこんでいる。
たとえば、箱車にのってコーナリングするでしょ?
太陽が回りこむとサイドウインドウから光が差し込んで、腕に光があたるでしょ?
左腕の太陽光があたった部分が熱い!という感触があったぞ!まじかよ!!
現実での過去の経験を、脳が騙されて再現しちゃったらしい。すげーな。
RiftのASWも優秀で快適。描画の重い鈴鹿もMonzaもNurもImolaも、実際は45fpsくらいに落ちていても体感ではニュルニュル。3画面3D Visionより快適かも。
確かに解像度不足感はあり、ミラーに車が映っててもわかりにくい。だけど、現世代のグラフィックボードじゃ描画できるのがこの解像度で限界でしょ。
もうレースシムはVRでしか走れないね。
1 コメント:
soundboxingで曲中ポインタが消えるのは仕様で、viveでも一緒ですよ。
ポインタの方向を推測して、ボタンのある方向にきっちり向けてトリガー引けばボタンが反応してポーズできます。
あのソフトはこういう説明が一切ないので困りますね。
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