2011年8月3日

ポルコンの分解方法

Fanatec Porsche 911 GT2 Wheel を本体のみならずステアリングまで分解する方法を解説するるる。youtubeにも似たような動画があったのをコレ書いてる途中で発見したけど気にせず書く!

まずはステアリング真ん中の丸いカバーを外す。ギターピックを使うとキズが付きにくくてよいよ。ポルシェエンブレムがついてる丸いのの周りにつっこんでいくと、そのうち外れる。ツメもなく、カバーの棒がステアリングケースの穴にまっすぐ刺さってるだけ。
ちなみに Turbo S (PWTS)のほうは真ん中のポルシェエンブレムだけを引っこ抜き、そこの小さい穴にドライバーを差し込んでステアリングボスのネジを外すことになる。

真ん中奥のステアリングボス?部分にプラスネジが4本あるので抜く。結構キツいし長い。
4本のネジは同じ長さだけど、左上のネジ1本だけ台座付き。理由は後述。
本体側からステアリング軸をとおってきている透明チューブ入りカラフル配線のコネクタをステアリング基板から外しておく。

ステアリングボスの穴は1箇所広くなっていて、作業しにくいけど配線のコネクタがギリギリ通る。ここの穴が広いからここのネジだけワッシャー付きなんだと思うよたぶん。
(PWTSの場合は、ポルシェエンブレムの穴からコネクタを通す作業をするのは難しいので、繋がったまま先にステアリング裏のネジを外す必要があるよ。)
これでステアリングが本体から切り離された!様々な角度から舐めるように眺めるがよい。ステアリングもけっこう重い。


長いので続きは続きで。



本体側の分解をはじめるよ。まずは本体前面のステアリング軸周りにあるネジのうち一番上の1本を外す。この外したネジはずっと外したままにしといたほうがいい。あとで本体内部をメンテしたいときにわざわざステアリング外しからしなくても済むよ。(残り4本は軸受け固定用ねじなのでそのまま。)

それから、本体裏側の六角ボルト5本を外せば本体のフタが外れる。
この5本のボルトのうち、ステアリング側2本(L字レンチのほう)は3mmアーレンキー(六角レンチ)、後ろ側3本(ドライバーのほう)が2.5mmアーレンキーっていう意味不明の仕様なので注意。3mmのほうは穴が深いので、長め(9センチくらい以上)のレンチが必要だよ。

ひーらいた。

ここで、僕の個体は裏側のコックピット固定用M6ネジ穴が片側だけちゃんと切られてなかったのでタップをたててやったぜ!
製造工程でのタップの立て忘れな気がするよこんちくしょうめ。

初めてだけどちゃんとネジ穴つくれたような?気が?する?

資料に写真を残しとく。PWTSにはファンガードが無かったような。このファンガード、空気抵抗おおきそう。



続いてステアリングの分解の説明。

写真は使いまわし。
まずステアリング裏側からプラスネジ4本を外す。これも長めでキツめ。

すると表側のカバーが外れる。

そしたらABXYなどの左右のボタンの軸をラジオペンチか何かで掴んで中央側に慎重に抜く。写真左上のほうの金属の棒。ただひっぱるだけで抜けてくるよ。ボタンはこの棒を軸にシーソーみたいになってる。これでボタンが取り外せるようになる。
下側十字方向ボタンはそのままひっぱるだけで抜ける。ボールジョイントみたいな構造。その下のStart/Backボタンも引っ張れば外れるよ。

ステアリング基板を取り外そう!そのまえに振動モーター用のコネクターを2箇所取り外してね。
ポルコン設定に使う7セグLED部分のカバーは持ち上げればそのまま外れるはず。
そこの7セグLEDの左右のネジ2本と、基板左右のボタンの間のネジ2本をはずせば基板が取り外せるはず。

ステアリング内部の骨組み(パドルや振動モーターを固定する部品)も左右2箇所のツメではまってるだけなので取り外せそうな雰囲気だけど、ここは今回は分解する必要がないのでそのまま。なんとツメ片方折れてた。強度やフィーリングに問題のある部分ではないから別にいいか。
分解してはじめてわかったけど、パドルには戻りバネとか無くてタクトスイッチとゴムカバーのみなんだなぁ。
パドルがチャタリングするって報告をたまにみかけるけど、これならスイッチ交換もできそうな構造だよ。

2 コメント:

mesudai さんのコメント...

すごい剛性感と高級感ありますね~G27がちょっとチープに見えてしまう・・・さすがポルコンといったところかなぁ

ステアリングプレートも楽しみに待ってますよ~

ノルにゃん さんのコメント...

これは参考になりますね!
今のところ私のポルコンは快調ですけど、何かあったらとりあえず開けてみることは出来そうです。

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