2016年9月26日

Weraの六角レンチ

10年以上使ってる手持ちの六角レンチのカドがなんだかだんだん丸くなっきてて、ついに固く締まってたボルトをナメた。あぁもう!


Wera ボールポイント六角棒スパナセット 7ピース 05022100001 を手にいれた!
ウェラじゃなくヴェラ。面接触のヘックスレンチ。面接触はボックスレンチで既に使ってるけど、安心感が違うよね。

ナメた六角穴ボルトがまったく不安なく取り外せた。すげーわWera!新品ボルトにつかってみたら、トルクをかけたときの安心感が違う!すげーわWera!!

9本組みレインボーカラーとだいぶ迷ったあげく、使い慣れたスタンダードな形状のWeraにした。
M8キャップボルト(6mmレンチ)より大きいのは使う機会がなさげ。ぼくは人生で1回だけM12を回すのに10mmレンチを使ったくらい。
2016年9月6日

[OSW] 標準的パーツリストまとめ

"Open Sim Wheel" 通称OSW、ほんとにいいものです。
そんなOSWはいろんなパーツの組み合わせ。といっても難しくなく、自作PCみたいな感覚です。
結局何を揃えればいいのかわかりにくいので、標準的な構成パーツをリストアップしてみるよ。

※PCD70のmomo穴にするまでに必要なパーツリスト。ステアリングは別途好きなものを用意する必要あり。


■部品を個別に集めてDIYする場合のパーツリスト

◇サーボモーター
MiGE Servo Motor
Hang Zhou Mige Electric CO., ltd の担当者あてに英語で直接メールで見積依頼、オーダーする。Paypal支払いが楽。連絡先は、各自検索してください。iRacingのフォーラムや、OSW構築ガイド系の海外サイトにのってます。
・small(20Nm)は 130ST-M10010
・big(30Nm)は 130ST-M15015
このどちらかから選ぶと情報が多いので、構築のとき迷わないかと。
フツーはsmallで十分。
エンコーダーは 2500ppr 5000ppr 10000ppr から選べる。PCシム用途では2500pprでも十分なので、2500でいいんじゃないでしょうか。2500に+$100で5000ppr。さらに+$50くらいで10000pprにするもよし。
power cable と encoder cable も必要なので一緒に買っといてください。
つまり、こんな感じで見積もり依頼&発注。
1x MiGE 130ST-M10010 (With Cable and 5,000 PPR encoder, Without key-way)
smallで送料や手数料などいれて$300くらい。bigで+100くらいかな。時期によって値段が変わるみたいです。

◇制御回り
Granite Devides
コスト重視のSmallMige構成の場合は
・SimuCUBE + IONI Pro + 320W SimuCUBE case kit
€407.00+送料€35.20
BigMige構成又はSmallで出力に余裕が欲しい場合又は将来的にハイスペックサーボモーターに買い換えるかもしれない人は
・SimuCUBE + IONI Pro HC + 480W/720W SimuCUBE case kit
€437.00+送料€31.73
(大きいケースのほうが送料安いのはなぜだろう。。。)
(IONIはsmallならProでも出力足りるけど、Proは旧スペック基板のため予算が許せばProHCにしといたほうがいいと思うよ。)

◇電源
Graniteでなぜ電源を一緒に買わないかというと、電源を一緒に買うと送料が170~180ユーロくらいのUPSしか選べなくなる。ので電源は同じものを別途購入が賢い。Mean Well電源はMouser.jpから買うと送料無料。
RSP-320-48 320W 6,200円 (small向け)
NDR-480-48 480W 11,800円 (smallでフルパワー連続出力 or big向け)
SDR-480-48 480Wだけど数秒間720W 17,500円 (bigフルパワー出す人向け)
ケースと予算に合わせて選んでね。
もちろんケースはGDから買わずにPCケースを流用したりして自作してもいいし、バラックで組んでもいい。電源は48V直流電源で出力が足りるならどんなメーカーでも構わない。

◇モーターマウントとブッシュ
Ascher Racing
MiGE Mounting Bracket
servo clamping set + 70mm adapter (22mm)
送料いれて€89

◇電子部品など
電子部品屋でだいたい揃う。リンク先はパーツの一例。

Simucube case kit に付属するもの
電源インレット 200円 (ケースレイアウトによりスイッチ無しインレット+別途スイッチでも可)
・1.25mm^2以上の太さのケーブル 2mくらい、インレット~PSU間と、PSU~SimuCUBE間に使う。色分けするのもいいかもね。
Y型圧着端子3mm幅くらい 10個100円くらい PSU筐体へのアース接続用

kitに付属しないもの
3P電源コード 300円(自宅のコンセントに合わせて2Pや3Pを選ぶ。アースがとれる環境ならアースとれるコードを推奨。)
D-sub DB15オスコネクタ 50円(エンコーダーケーブル接続用。映像用とは違う、ピン2列タイプ。)
DB15ハウジング 100円
非常停止スイッチ 500円
・非常停止スイッチ用の配線 細いものでも可。2芯シールド無しを3mくらい
計1,500~2,000円

あればうれしい
・熱収縮チューブ(DB15コネクタ内のハンダ付けした箇所など)
・MiniUSBケーブル(simucubeに1本付属するけど、もう1本あったほうが設定時に楽できる。)

工具
・ハンダごてとハンダ(DB15コネクタ取り付け)
・ワイヤーストリッパー
・マイナスドライバー(simucube基板のユーロコネクタに)
・プラスドライバー
・六角レンチ

パーツ選定、ほんとめんどくさいっすね!!
コスト重視small構成で、300ドル+531ユーロ+8000円てとこですね。ドル102円ユーロ115円計算で合計92,000円くらい?CSWv2にちょっと足したくらいじゃないか!安い!!


■オールインワンパッケージ
SimuCUBE based OSW kit with CM110 case
SimuCUBE based OSW kit with Acrylic case
€899~ + 送料€125
上記のパーツは、これ買うだけで揃う。一番楽。3P電源コードだけは日本国内用のものを別途購入。
もろもろの工具がなかったり工作苦手ならこれでもいいと思います。


■残りの作業
あとはMiGEマウントをどう自分のコクピットに設置するか考える。SUSフレームに直接固定できる構造が頑丈でいいかもしれない。
ペダルは別途用意する必要があるけど、OSWに行くような人は単体ペダルを既に持ってますよね。

そして一番の問題がステアリング。
市販の実車ステアリングのみでよければ、MOMO穴のやつはそのまま取り付け可能。
パドルやステアリングスイッチやシフトライトインジケータなどすべて欲しい場合はFanatecリム流用がいい。
実車ステアリング派の方々のためにDIYのヒント置いときますね。
Ascherパドル
Ascherパドルマウント
Ascherボタンプレートパドル付き
実車レプリカステアリングの製作も楽しいみたいですよ。
他にはクイックリリースをつけるもよし。ボスを延長するもよし。サーボを吊り設置するもよし。好きなだけカスタマイズしてください!


あとは SimuCUBE - Granite Devices Knowledge Wiki を見ながら組立て、初期設定しましょう。
2016年9月5日

USBカールコードを製作した

OSW関連のちょっと小ネタ。

レースカーのステアリングスイッチ類は、カールコード(英語圏ではコイルドケーブル "coiled cable" と呼ぶ)で車体に接続してる。切れ角の多い車では軸に1回転くらい巻きつけてから接続する。
そこで、ぼくのレーシングシミュレーター環境でも同じようにUSBカールコード接続してるわけ。
しかしロックtoロックを1080度にしてアラビアンドリフトで遊んでたら、今使ってるカールコード(コイル部の長さ25cm、伸びきらない程度に伸ばして2mくらい)だと、ケーブルがすっぽ抜けて、ステアリングの回転と一緒にUSB端子がブンブン振り回され始めたではありませんか!これは危険!!レースカーはここまでステアリング回転しないしな!
他にもoswが暴れてエマージェンシースイッチ押したとき、ステアリングに回転が残っていると慣性でどこまでもぐるぐる廻る。あぶねー。

で、長いコイルケーブルを使えばいいんじゃないかと思ったけど、USBカールコードの長いやつって需要がないのか売ってない。
カールしてる普通の電線にコネクタつけようとしても、4芯シールド付きケーブルは見つからない。
しょうがないので、ネットで見つけた方法でDIY、つまりストレートのケーブルを巻くことにした。だいたいみんな棒に巻いて、ヒートガンか熱湯であたためて、氷水で急冷してる。熱湯プランでやってみよう。

5mのストレートUSBケーブルを調達。巻き芯を棒にすると鍋に全体が入らず均等に暖められないので、直径8mmのゴム丸ひもに巻いた。内径10mmで仕上げたいんだけど、完成後ちょっと緩むらしいので8mm。粘着テープ固定だと糊が残るため、写真のようにUSBケーブルの端はゴム紐を結んで固定。芯がゴム紐だからこそできる芸当。われながら賢い。
巻くときは、USBケーブルを捻らないように巻く。捻れてると完成後にそこで変な形が付く。さらに、ゴム紐を巻きと逆方向に軽くねじりながら巻くといい。そうすると巻いた後も緩まない。巻きに隙間ができたら、ゴム紐をすこし引っ張ればいい。巻き終わったあとも引っ張ったり捻ったりすれば巻きムラを解消できる。

暖める温度は90℃(*1)くらいを狙う。ま、100℃からで大丈夫でしょ。おかーさんに見つからないように隠れて鍋を使うか、100円ショップで鍋買ってきましょ。鍋で湯を沸かし、熱湯に突っ込む。沸騰しているお湯に入れると危ないし、暑い鍋底に触れて皮膜が融けると困るので、火は止めてから投入。融けないかもしれないが試してない。
ここでね、ネット上には温めて冷やすを繰り返すってあったんだけど、違うと思うんだよね。1回でいいからケーブルの芯までしっかり暖めて、それから冷やすといいと思うんだよね。しかし火を止めたお湯は冷めるので、温度が下がってきたかなーくらいでケーブルを取り出し、再沸騰させ火を止めケーブル投入を4回くらいやってみた。再沸騰させる間くらいじゃケーブルは冷めない。

そして氷水に突っ込んで冷やす。これも芯まで冷ましたいので、氷がとけたあとも1時間くらい放置してみた。
冷めたら水から引き上げ、水分拭き取り。
すぐに使いたいところだけど、ここでクローゼットの中のハンガーにぶら下げて3日ほど放置(*2)。

巻けた!しかしどうやっても巻きに隙間ができてスプリング状になる。キッチリ密着して巻けない。これはネットでカールコードDIYしてる人の画像を見てもだいたいそうなってる。不満。というかそもそもコイルケーブル製造工場でも隙間は多少できてる。

そこで逆巻きテクニック(*3)の登場ですよ!コイルケーブルの片方を何かに固定し、もう片方を電動ドリルの先端にテープで貼り付け、こんがらないよう注意しながら逆回転させる。

隙間が無くなった!しかし逆巻き前のほうが隙間はあれど均等に巻けてる感じだった。逆巻き後は巻き径に少しムラが発生。しかし実用的にはこっち。
5mストレートケーブルが、カール部60cm+コネクタ近くのストレート部20cmくらいの長さになったよ。長すぎた?こんなもんでしょ。完成品の内径は10mmと、計算通り。
目的達成しました!!!


*1 加熱温度90℃のソース:How It's Made - Retractile Cord (Vietsub) - YouTube
*2 3日放置のソース:カールコード製造工程! | 塩田電線株式会社 | 電線・電材・ケーブルのことなら (写真はリンク切れの模様)
*3 逆巻きのソース:上記2つ両方より