2015年2月28日

7インチHDMIディスプレイを買った

PCのサブディスプレイが欲しい。そういうのは手軽なUSB接続が多い。
でも、ゲーム用途だとディスプレイドライバあたりとコンフリクトして正常に動作してくれないこともあるらしい。
じゃあ、VGAやDVIやHDMIで接続できるディスプレイなら問題ないよね。でもそういうのは高い。

7インチ液晶薄型オンダッシュモニター/HDMI/WSVGA1024x600 :TH7HB:宝ノ島 - 通販 - Yahoo!ショッピング

これを見つけた!解像度が1024x600で、本体6,000円+送料1,000円で7,000円!安い!PC用だと倍以上するのに!


さっそく手持ちの12V電源アダプターとHDMIケーブルで適当に設置。
オマケのヘッドレスト取り付け金具(樹脂製)が、なんともちょうどいい取り付けパーツになった。ワッシャーかましてSUSに固定。

うーん、サイズ感がとってもちょうどいい。
事前テスト(実物大にプリントして大きさチェック)したとき、9インチだと大げさだったので、7インチで大正解だな!
7インチって大きさが、最高にクルマっぽい。オーディオなどのDINに入れる画面もだいたい7インチ。最近motecのディスプレイも7インチ。7インチでありがとう。
画面が小さいおかげで、計算すると170ppiとなかなかの高精細。(参考:24inchFHDが92ppi。27inchで82ppi。初代iPadが132ppi、iPadRetinaは264ppi、初代iPad miniで163ppi)


ネット上のレビューにあったように、確かに視野角は狭い!よーく見ると左右の目で若干明るさが異なってみえる。特に、左サイドから見ると暗くなるので、まっすぐ自分に向けるのではなく、ほんのお気持ち程度左に向けてしまえばいいね。
そして、見た目がチープだ!ベゼルが弱い樹脂で、開封したときからうっすらスリ傷があったけど、まぁ別にいいさ。
あと、タッチボタンを押したときピッってうるさい。この操作音は音量調節できず。
本体が軽いから相対的にHDMIケーブルが重い。いずれスリムタイプのHDMIケーブルに換えとく。

さっそく iSpeed を表示させて走りこむぜ!!
これでめんどくさい燃費計算から開放されるはず。


追記:3D Vision 2 メガネをかけて見ると、画面が見えなくなる。偏向メガネかけてるみたいに。
画面を傾けると見えるので、やっすい縦表示用の液晶を横にしてる製品なのかもなぁ。
2015年2月22日

Fanatec ClubSport Shifter SQ レビュー

シム用市販Hシフターでは一番フィーリングがいいという噂の Fanatec ClubSport Shifter SQFanatec Japan でもようやく発売されたので、確保しておいた。
Fanatec社以外のステアリングをお持ちの場合は、USBアダプターも必要なので注意。

こいつ重い!

ぼく流のSUSコックピットへのマウント方法。CSSの導入を見越してずいぶん前からSUSさんに取り付け用のアングル材やボルト・ナットを発注してあったのだ。40x40x120のアングル材2個をSUSフレームにボルト止めすると、ちょうどCSSが乗るくらいの平面ができる。drilling template参照しつつ穴あけ。シンプルな固定方法が一番いいぜ。側面や背面固定でもこの方法がいいかもよ。

小さいパーツに穴あけするときはバイスなどでパーツをしっかり固定しないとケガするよ!(過去に流血した。)
物理的にデカくて重いので、設営方法はよく吟味したほうがいい。操作時に結構な力がかかるので、本気でボルト留め推奨するよ。
こういう加工するとき便利なので、電動ドライバー用のステップドリル刃は持ってたほうがいいいよ。ドリル穴の面取りもできるし便利。


レビュー

Hシフターモードとシーケンシャルモードの切り替えが、スライドレバーを動かすだけと一瞬で完了。これ最高に便利だ!
重い物体を動かしている感がすごい。実車と同じフィーリングとまではいかないけど、シムで走っているときの没入感は完璧だ!代わりに、結構ガコガコ音が出る。気持ちいい音だけど、環境によってはレバーのテンションを弱める必要がある、かも?

Hシフターモードは、スコッとゲートに吸い込まれる感触が楽しい。リバースと7速は、レバーを押し込まないと入らない配慮がうれしい。
2→3はまっすぐ奥に押し出すだけで入るし、5→4もまっすぐ引くだけで入る。これはシフトミスしないな!
あと、Nに入った感触がリアル。スコッと戻る!これは良い!
重くて剛性があって金属製という安心感があるから、ギアをズッコーンと入れてもOK。これをジェントルに優しくシフトチェンジしたら最高にかっこいいね。

シーケンシャルモードにするとかなりゴックンゴックンする。入れ始めに重くて、そこからちょっと軽くなる感触とかヨダレ出る。
SkipBarberなんか、この重さで結構な運動になる。
動作させると結構な振動を発生してコクピ全体が震えるよ。SimVibeのシフトショックみたいに。

シフトノブはそのうち自分好みのものに交換してみよう。
ああ、これは買ってよかった!!!



これでシートの右側にフロアシフトCSS、ステアリング近くの左側にシーケンシャル。
iRacingでは右ハンMX-5を除くすべてのクルマにこのまま乗れる!!

(買ってはみたものの、ぼくがよく乗るクルマだとHパターンはあんまり使わないですね!まさに無用の長物!)
2015年2月18日

Sennheiser PC323D USB レビュー

ゼンハイザーのUSB接続サラウンドヘッドセットを買った!ゲーム用PCで使う!

Sennheiser PC323D USB
いい仕様で、おてごろなお値段。

しかし、気に入らない不具合?仕様?があったので返品してしまった。


ステレオモードで、0dBに近い音を出力するときにデジタルなクリッピングノイズが乗り、音がズレる。最近の音圧高い系音楽を聴けばすぐわかる。
スライドスイッチでステレオとサラウンドを切り替えるんだけど、ステレオ視聴時に前述のノイズが出て、同じ状態でスライドスイッチをサラウンド側に切り替えるとノイズは出なくなる。
ついでに、ステレオ時でノイズが出るときは、なぜかサラウンド状態のときに光る青色LEDがノイズに同期して光る。
どうやら付属のUSBオーディオ「3D G4ME1 アダプタ」がおかしい。


関係なかった試行錯誤:他のサウンドデバイスを消す・キーボードとマウス以外のほかのUSBデバイスを抜く・別のUSBホストに繋ぐ・BIOSを弄る・別のPCで使ってみる
解決法:OSのミキサーの音量を、80%以下にする。(!!!)

入力が大きいと、内部のDSPが混乱してるんじゃないだろうか。
音量をデジタル領域、しかもWindowsのミキサーで下げるのはマジで気に食わない!!音量を下げるのはアンプ段、せめてアナログ域(このヘッドセットの場合は、耳のところの音量ダイヤル)でしょう常考。
そういえばUSBドライバを入れた時点では、音量が7割くらい?に設定されてたなぁ。その時点でなんかおかしいと思ったよ。確信犯ですか?


着け心地は、長時間はキツイかもしれない。耳の下側と後ろ側がジンジンしてくる。今後12hや24hのレースを控えている身にはキツイかも。人によって耳が痛くなるというレビューと、超快適だというレビューがあって、ぼくは頭は小さいほうだから大丈夫だと思ったのになぁ。

音質について、ステレオなら音楽もぜんぜん聴ける。いつも高音バリバリなCD900STを使っているせいかもしれないけど、高音も気にならない。
サラウンドモードにすると、5.1chソースを聴いても結構音が篭る。なにか設定違うのか?でも定位感じるしなぁ。


どっちかといえばUSB接続でのバーチャルサラウンドが欲しかったので、ぼく的には残念商品。
デジタルクリッピングノイズが入る時点で問題外という、レビュー以前の殴り書き記事でした。
レーシングシミュレーター用のコックピット(特にSUSコクピなど剛性の高いもの)にSimVibeを搭載すると、実際のところかなり振動します。木製コックピットと違ってSUSフレームはほとんど振動を吸収してくれないので、それはダイレクトに床に伝わります。
ゴムやゲルのisolatorは、振幅の小さい周波数高めの振動は変形によってよく吸収してくれますが、~50Hzくらいのサスペンションの突き上げショックのような振幅の大きい低周波振動には、そもそもあまり効果がありません。大学んときに勉強したような気がするけど忘れてました。
防振ゴム程度の対策では家族に怒られます。つまり、怒られました。
マンションの躯体に振動を伝えてる可能性は、おそらく無いとは思われますが否定できません。
万が一階下の住民からクレームが来でもしたらSimVibe禁止令が出て、もう絶対未来永劫金輪際SimVibe使えません。振動をきっかけにいろんなうっぷんが爆発してレースシム自体に禁止令が出ては目も当てられません。それにおうちでレースできないなんて死んでしまいますよ。

よし、本気で振動対策をしよう。
SimVibeを駆動させても家族がまったく気付かないくらいを目指す。
そして、SimVibeを乗り物酔いするくらいの爆音(爆振?)で駆動させることが最終目標だ!

それに使えそうなソリューションに、「タイヤふにゃふにゃシステム」というものがあるらしい。自宅で電子ドラムを叩く人が考案した、浮き床構造の振動対策。自転車のタイヤチューブを膨らませて、寝かせて並べた上に大きな板をのせ、ドラムセットを丸ごとフローティングしてしまう。木造一戸建てでも、2階で電子ドラム練習をしていることに1階の家族がまったく気付かないくらい効くらしい。ドラムの振動をキャンセルできるなら、SimVibe程度なんて余裕で消し去ってくれるんじゃないだろうか。
これの発展系で、タイヤチューブの代わりにフィットネス用のバランスディスクを使用し、ノーメンテを実現した「ディスクふにゃふにゃシステム」がいいらしい。これを試してみる!

防振について勉強した。今回の案件に効くのは、「除振(振動絶縁)」だ。それには自動車や新幹線でも使われている「空気ばね」が効果的らしい。
ふにゃふにゃシステムは、「空気ばね」そのものじゃないか。空気ばねは除振性能が高い。高周波はもちろん、ゴム等では無理な数10ヘルツオーダーの低周波にも効果大。荷重によってばね定数が変化する非線形特性のため、振動系で利用する場合はダンピング性能も期待できると誰かの論文に書いてあった。もうこれは空気ばねしか考えられないじゃないか。
(たまにタイヤの代用に中空のホースやスポンジでやってる人もいるけど、それじゃ普通にゴムやフェルト敷くのと変わらないということですね。)


実践

ディスクは、La・VIE(ラ・ヴィ) バランスファイター 3B-4728を使うことにした。普通のディスクは直径350mmくらいのところ、これは直径300mmで小さめ。だけど高さがあるので空気量は同じくらい。色が黒いのも良いね。しかも普通のディスクよりプニプニしてるから効果もより高い、かもしれない。これを2セット(4個)調達。

四輪独立懸架にしようと思ってたけど、省スペース性を考えて2個1セットを2ヶ所使うことにした。バランスディスク2個分の大きさの、300x600mmの化粧板を2枚用意。コクピとの間にはさむ。
棚板用の化粧板を使ったら、うちのように板の両端に荷重が乗るように乗せるとちょっと撓む。そのうち無垢の板で作り直すか、ディスクの真ん中に荷重がかかるような幅広の板(薬のカプセルの断面みたいな形状)にするかも。
(植木鉢の樹脂製の受け皿を4枚使うという案もあった。しかし近くのホムセンにちょうどいいのがなかったので断念。)


ディスクのグリップ力が高いので、床とのあいだに暫時ビニール袋を挟んである。そのまま置いたらひきずって移動できない。いずれフェルトか何か滑りやすい素材で置き換えるつもり。
エア量を調整して水平出しして完成。
乗り込むときは、確かにぐらぐらする。しかしフルバケに収まってしまえばコクピの重心は動かないのでまったく気にならない。逆に、動く感じがサスペンション感を醸し出しているようにさえ思えてくる。
乗り込むときに傾くのが気になる場合は、板を大きくしてディスクのトレッド幅を広げれば解決するね。


検証

客観的なデータをお示しするよ。
振動の測定には、地震計 - iSeismometer (iOS Android)というスマートフォンアプリを使用。
グラフは、左半分がコックピットのSUSフレーム上にiPhoneを置いて測定したもの。右半分が床に直接置いて測定したもの。つまり、コクピの揺れと、床に伝わっている振動の比較をすることで防振性能をチェックする。
どれもiRacingで同じ場所の芝生を走行したときの振動だよ。本当は振動音声データを録音しといて、それを再生し同じ条件で比較すべきだろうけど手抜き。参考程度にはなるでしょ。



防振ゴム+発泡ウレタン+耐震ゲル

防振ゴムでは2目盛り振動が1目盛りに減衰している。いろいろ積層構造にしてこれか。XY軸(水平方向)はキレイに消えてるけど、Z軸(垂直方向)は50%くらいの減衰。
SUSコクピにパイプ保護用スポンジを使用している某氏も減衰は50%くらいのようだ。どんなにがんばっても、クッションを挟む系の防振効果はせいぜい50%なのかもしれない。


ディスクふにゃふにゃシステム+防振ゴム


こうかは ばつぐんだ!

調子にのって構築前ののテストよりボリュームを上げているけど、3目盛りオーバーが0.4目盛りくらいに減衰できてる。ゴムより4倍以上効果的!縁石を使いまくる Road Atlanta をガンガン攻め込んでいても、家族がまったく気付かなかった!大成功だ!!
うちは振動ユニットのため防振ゴムも併用してるけど、それも要らないかもしれない。
ちなみに、そっとしずかーに歩いたときの床振動が0.7目盛りくらい。


そして、床に伝えるのは0.5目盛りまでという自主規制を制定した。フレーム上で3目盛りくらいの振動で楽しんでいるよ。これ以上目指すなら、別体エアタンク付き空気ばねの導入か、アクティブサスの導入しかないね。



~追記~
岐阜市公式ホームページ - 騒音・振動規制法関係 の中の、振動の基礎知識(pdf) に興味深いデータがあった。
ゴムやパットを敷く=-6dBつまり50%減衰つーことで、iphoneアプリ測定結果の信憑性高そう。測定結果を信じれば、うちのふにゃふにゃは-14dB(20%に減衰)くらい。
SimVibeの防振には、やっぱり空気ばね搭載しか考えられないな!
次は動吸振、つまり「マスダンパー」搭載かな!!