2015年3月19日

ASUS VG248QE 3D Vision Surround

もし3Dテレビ&3Dメガネを持ってたら、ちょっと試してほしいことがあるよ。
PCか何かを繋いで(またはyoutube対応テレビで)、このへん(トップアンドボトム3D)を再生して3Dメガネかけて見てみよう。
すげーよね!!

…。

なんか届いた。
やむをえず3画面で3D立体視環境 "nVidia 3D Vision Surround" を構築することにする!


難しいことはおいといて、とりあえずレビュー。

レーシングシミュレーターiRacingをプレイして
・クルマに乗り込んで内装を見渡すのが楽しい。
・スピード感が増した。
・鈴鹿の1コーナーのバンク角、東コースウォークに初めていったときにその擂り鉢具合に驚いたけど、3Dになったらリアルで感じた印象そのままだった。
・縁石が立体になって、乗せてはいけない縁石がさらに怖くなった。突起怖い。
・サーキットの起伏が怖い。荷重抜ける丘で車がフワッと浮く感覚が怖い。
・Spaのオールージュの壁具合といったらもうね。
・Monzaバンク、バンク入るところにポッカリ穴が空いているように見える!超怖い!
・つまり、ニュルの高低差が楽しみすぎる!
・乗ってるクルマの車幅がよく把握できる。もっと攻められる。
・オープンホイールでタイヤがぐりぐり動くのが楽しい。
・バサーストの山側が快感。
・ブレーキング時の姿勢変化がわかりやすくなった。
・ブラインドコーナーでもクリッピングを取れるようになった
・他車との位置関係がよく把握できる。距離感があることによって、バトルでもっと寄せられる。
・他車の動きベクトルが、周辺視野でもよくわかる。オーバル接戦には特に効くぞこれ。ビッグワンも避けられそう。
・フロントウインドウにタイヤカスが付いても、そこに焦点が合わないためあまり邪魔じゃない。うそです。余計に気が散る!
・あまりにもリアリティが増したら各種UIが宙に浮いているのが嘘っぽいので、Alt+Kで画面の下のほうのダッシュボードと重なる場所に移動したり、サイドディスプレイの視角の隅のほうに追いやったり、非表示にしたりしてしまった。

3D Vision 全般について
・60Hzは、片目あたり60Hz。両目あわせて秒間120枚の絵が入ってくるので120Hzだ。2Dの120Hzとほぼ同じくらいヌルヌルだ。
・クロストークは確かにあるけど、こんなの実車でフロントウインドウにいろいろ写りこむのとたいして変わらん。
・3Dメガネon視力矯正用メガネは、3Dメガネの眉間部分の形状がメガネのフレーム形状を選ぶ。そのままだと3Dメガネがメガネに乗って、視力矯正用メガネの鼻あてに全重量が載る感じになって重かった。そこで、視力矯正用メガネは鼻あてを調整して、3Dメガネの鼻あても鼻に乗せるようにしたら重量が分散して楽になった。
・ヘッドフォンを選ぶかもしれない。ぼくの密閉ヘッドフォンが浮いてオープンになる。

ああ…、これはみんないますぐ導入すべきだ…。


シングルGPUで3画面3D立体視環境構築上の注意点
細かい注意点なんかは、NVIDIA 3D VISION インプレと導入ガイド(別サイト) に素晴らしいまとめがあるので、そちらをご覧ください。丸投げ。
この記事(初出はiRacingフォーラム)がなければ導入しなかったのに!洗脳された!

グラフィックボード
・GeForceであること
・Dual-Link DVI×2+Displayport×1、またはDisplayport×3の出力端子があること
(DVI-DL×3出力のグラボがあればディスプレイの選択肢が広がるのに。)
→手持ちのDisplayport×3出力が付いたこのGTX970を使います。

ディスプレイ
・nVidiaが公開している 3D Vision 対応ディスプレイリストに含まれていること
・Displayport入力を備えること(シングルGPUの場合は必須)
・できればLightboost対応であること
・同じ機種を3台揃えること(!?)
ASUS VG248QEを3枚用意しました。
上記の条件だと、ASUSの他にはBenQかAcerのうち数機種くらいしか選択肢がない。
選択肢が無い中でASUSにしたものの、ベゼルが光沢なのがちょっと気に入らない。シボ加工された光を反射しないベゼルがよかった。パーマセルテープでも貼っておくか。
あと、ベゼル左下のHDMIロゴ要らないよな!!
前述の導入ガイドにならい、ディスプレイ配置は / ̄\ この配置をやめ、--- この平面配置でRender each screenをオフにした。コクピの全幅が570mm×3枚=1710mmになったぜ!

3Dグラス(3Dめがね)
NVIDIA 3D Vision 2 Kit GV1431-3DV2R
→今回使用するディスプレイに赤外線エミッタが内蔵されてないので、USB赤外線エミッタ付属モデルを使う。


セッティング
・3D Vision エミッタのドライバは、最近はGeforceのグラフィックドライバに含まれているので個別にインストールする必要がなかった。
・F3とF4で設定する3D深度は、違和感がない範囲でできる限り深くする。最初40%くらいだったけど、慣れてきたので今は70%くらい。いずれ100%にしたい。
・F5とF6で設定する輻輳距離は、メーターがディスプレイ面に合致するようにするといろいろ見やすい。リアル輻輳距離は研究中。

iRacingグラフィック設定
iRacingのグラフィックオプションを60fps維持できるように削る。
ポリシーとしてバーチャルミラーはオフでルームミラー/サイドミラーはオン。ミラーは画面に入り込む2個だけオンにしとく。(オーバルのときは後ろがよく見えないのでポリシーに反してバーチャルミラーオンにする。)(耐久レースでも安全のためにオンにしとくか?)
台数が多い耐久レースでもいけるようにしたら、ほとんどオフになってしまった。(i7-2600k + gtx970)
ただし、各種Detailを削ると景色が変わってしまうので、観客以外はHigh Detailにしときたい。


3D Vision のマニュアルに、「3Dを1時間楽しんだら、少なくとも5分は休憩をしてください。」と書いてあった。
耐久レースだとわずか1スティントしか走れないじゃないか。警告は無視させていただくよ。

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