2014年11月12日

ブレーキにスレーブシリンダー装着

油圧ブレーキ仕様のレースシム用ペダル Giddy Up Pedal FP1 のブレーキをmodしたよ。

ストック状態では実車と同じようにブレーキマスターシリンダーとブレーキキャリパーが搭載されていて、キャリパーにはブレーキパッドとローターの代わりに厚いゴム板が挟まっている。
つまり、ゴムを圧縮するフィーリングがリアルなブレーキタッチに近いっつーことですね。
ただし、キャリパー式の場合はピストンのシールが通常の変形領域を超えて毎度ストロークするし、パッド代わりのゴムは押しつぶされていくうちにだんだん薄くなっていくので、実車のブレーキオーバーホール的な定期メンテが必要だった。

そんな折に、キャリパーの変わりにプル式スレーブシリンダー(普通はクラッチ用)を使用して、プルロッドが縮む部分にゴムブッシュを挟み込んでみるといいよ!という情報をずいぶん前にtwitterで見たので、このたび実行した次第です!


~材料~
Wilwood 260-1333 Clutch Slave Cylinderamazon.comで買える)
バンジョーボルト3/8-24を1本
ガスケットワッシャー2枚(バイク用品店で買える)
スケートボード用ブッシュ1台分
スケートボード用カップワッシャー(大)2枚

スレーブシリンダーのインレットは3/8-24なので、普通にバンジョーボルトで取り付けできる。
(FP1付属のブレーキホースのバンジョーが薄いタイプで、普通のガスケットワッシャーでは用意したバンジョーボルトが締まりきらなかったので、2mm厚のワッシャーを使用して解決。)


スケートのブッシュは、近くのスケートボードショップで売ってたDELUXE(デラックス) SUPER CUSH パープル 97Aを試したところ、なんとなくやわらかい気がしたので、DELUXE(デラックス) SUPER CUSH ブラック 99Aを追加購入して混ぜたらちょうどよかったよ!
スケートのブッシュはいろんな硬さがある=ブレーキの硬さは好きなように調整できるので、やわらかくして市販車風ブレーキタッチにもできる。うまく調整するとブレーキの遊びも作れる。すごい。
ブレーキのストロークが変わったので、アクセルとクラッチのペダル初期位置を調整して完成!




ブレーキのタッチが以前にも増して滑らかになった気がする!
ブレーキリリースが滑らかな斜面になってたよ!
実際のところ、耐久性がアップした以外はあまり変わらないかもしれません。


いろいろサポートしてくれたkantokuさんとt2rさんに感謝です!



っつーことで、次は部品がそろい次第、ブレーキを圧力センサー化します。

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