2012年4月27日

iRacing Bass Shaker (3)

~この情報は古いものです。2014現在はSimVibe構築がおすすめ。~

(1) 準備編
(2) 環境構築編
(3) レビュー編+補足 ←いまここ

全宇宙で3人くらいは続編を涎あふれまくってたかもしれないベースシェーカー最終回。
先に言っておこう。没入したいなら導入しれ。

アイドリングでドルンドルン!
回転あげてウォォン!
縁石でブイーン!
バンプでドンドコ!
バンプでダン!
ギャップでドッスン!
サンドトラップでザフザフ!
クラッシュでガッツン!

サウンドの重低音に連動して揺れるほかに、車体のG変化に反応して揺れるのだ。
どういうことかというと、Bristolのバンプの数が数えられる気がしてくるくらい。
あまりに楽しいので、後回しにしてたペダル部分の振動ユニットを今から設置する!


テレメトリ情報だけで駆動させた場合、車体にそれほど影響を与えない起伏(平らな縁石ブイーンなど)は感じられない。
オーディオ情報だけだと、大きな音にならない衝撃(バンプでドンなど)は感じられない。
なのでやっぱり両方をミックスするのを是非ともオススメする。絶対に。


ただ両者を混ぜ合わせた場合オーディオのほうが情報が多いので、うまくバランスさせないとだめだった。ミックスするデバイスで調整してね。僕の場合、ボリュームはテレメMAXでオーディオ7割くらいがちょうどよかった。


導入したいんだけどマンションやアパートなので躊躇してるって人は、一部界隈では常識の「タイヤふにゃふにゃシステム」にコックピット丸ごと載せると良いかもしれないよ。ご近所や家族に迷惑をかけず思う存分ブルンブルンできるはず。僕もいずれコレのバランスディスクバージョンあたりを導入したい。ペダルを蹴っ飛ばす振動もついでに吸収。


iRacing は 2012 Season 2 のアップデートでオーディオのLFE成分が強化されたし、震えたいiRacerには追い風。いずれ Bass Shaker 専用のサウンドアウト機能が搭載されるとかされないとか。そうなったら今回構築した2系統のオーディオデバイスも無駄にならないよ!みんなも今のうちに準備しとこう。夢が広がるね!
2012年4月26日

iRacing Bass Shaker (2)

~この情報は古いものです。2014現在はSimVibe構築がおすすめ。~

iRacing Bass Shaker (1) 準備編の続き。

全世界で2人くらいが熱望しているであろうレースシム用ベースシェイカーの「環境構築編」をお届けする。レビュー編は次回。
万人向けの記事ではないので注意。無駄に長文。自己責任でね、と念のため書いておく。


テレメトリ周り
基本的にpdfで公開されてるガイドブックに従って設定するだけ。難しいことはないけど手順が多い。

X-Sim本体をインストール。
x-simのアカウントは作らなくてもいいかも?わからん。
.rn2を読み込ませる。ありがとう!NimaさんバージョンとBrentさんバージョンがある。Nimaさんのほうが大人しい。Brentさんはいろいろ混ぜ込んだかんじで荒々しい。Nimaさんのほうが好み。
振動情報サウンドの出力先をメインじゃないサウンドデバイス(うちの場合マザーボードオンボの蟹。ノイズがあっても問題ない。むしろノイズがあったほうがそれっぽかったりして。)に設定。
これで設定終わり。


振動ユニット周り
工作の時間。

シート側
Funsonicの振動ユニット VM812 をフルバケのケツの裏側あたりに穴をあけてボルト止め。実車に取り付ける予定ないから加工してしまった。身体側になるボルトの頭はでっぱりが少ないタイプに。ナット側は念のため緩み止めナットにして安心。


ペダル側
ペダル付近にも振動ユニットを付けよう計画中。Funsonicアンプにセットでついてきた振動クッションは使い道があまりないので分解して中身の振動ユニットVt7だけを利用しよう。
ペダル付近のSUSフレームに適当なステーを介してボルト止め予定。コックピットがSUS製なのでこういう後付けがしやすくて良い。あとでやる。


サウンドのルーティング
USBオーディオインターフェース周りを具体的にどうルーティングしてるかも参考まで記述しとく。
使ってるのは普通はDTM用の Fast Track Ultra だよ。コレに対してのイン/アウト。

インプット側
[A] iRacingサウンド:PC→USBケーブル→オーディオI/F
[B] iRacing VC,Spotter:PC→PCIサウンドカード→ラインケーブル→オーディオI/F
[C] X-SimサウンドLFE:PCオンボードRealTek(蟹)サウンド→ラインケーブル→オーディオI/F
[D] VC用マイク:→オーディオI/F
すべてはオーディオインターフェースに。

アウトプット側
[A][B] ヘッドフォン又はスピーカーへ
[A][C] 振動ユニット駆動用のカマデンアンプFSA-01Vへ
[D] PCに送られるインプットへパッチケーブルでループバック!
([A][B][D]を混ぜて送ればレース実況配信ができるね。)

文章で書くとわかりにくい!
うちのオーディオI/Fは、アウトプットにPCサウンドや各アナログインプットを好きに選んでミックスして出力できるのでこんなかんじになる。ミキサーバスが複数ある感じ。
VC,Spotter用サウンドデバイスを別に用意したのは、声でシートが震えるとかいう残念なことを防ぐため。必須じゃないよ。



これから構築する方へ
僕がもしゼロから構築するならこうするかな、というお話。

サウンド周り
たぶんお手持ちのマザーボードのIOパネルにはラインイン(たぶん青)とラインアウト(たぶん緑)ジャックがあるはず。そしてラインインに接続した音をそのままラインアウトする機能がたぶんあるはず。
なので、ラインアウトがあるサウンドデバイス(僕ならベリンガーUCA222あたり)をメインアウトプット用に1台追加して、そのラインアウト(iRacingサウンド)をオンボのラインインにループバック。ループバック用のRCA*2→ステレオミニ変換ケーブルは、ハードオフのジャンク箱に100円くらいで必ず見つかる。音はヘッドフォン出力から聴く。(VCするシムレーサーならヘッドフォン派でしょ?)
X-Sim出力をオンボサウンドデバイスにして、ラインイン(iRacingサウンド)と混ぜてラインアウトから振動ユニットに流すのが一番低コストかなー。
オンボードサウンドデバイスが蟹とかだと、もしかしたら出力にグラフィックイコライザ機能があるかも。無かったらソフトウェアのバージョンを変えてみるとか。つまり、LPFを省略できる。ちゃんとしたLPFみたいにカットオフはできないけど、振動ユニットにはそこまで高出力を送らないと(日本の住宅環境的に)思うので、問題ない。(ラインインにエフェクトがかけられなかったらごめんね!)
設置方法にもよるけど、振動ユニットには5Wも入れたらもう不快なほど揺れすぎて大変だよ!


振動ユニット周り
振動ユニットは海外から安いのを取り寄せる。めんどいならカマデン。
アンプはラインインがあって、インピーダンスがマッチングすれば何でもいい。マッチングしなくても、アンプ6Ωで振動ユニット8Ωとかなら実用上問題ない。逆(アンプ>振動ユニット)だとダメ。スピーカーケーブルは適当に線材を調達して自作する。




音を扱うことには中途半端に詳しいので、悩んだときにはお力になりますよ。twitterだと長くなるのでコメント欄かPMで。
あ、x-simulatorのforumはものすごく濃いので面白いよ!
2012年4月19日

iRacing Bass Shaker (1)

~この情報は古いものです。2014現在はSimVibe構築がおすすめ。~

twitterをちょろちょろ見てたら、Arduinoでやろうと思ってた、「レースシムのテレメトリから車体の振動を生成して振動ユニットを動作させる」プロジェクトをiRacingで既にやってる人がいることを知ってしまった。Bass Shaker ですって。標準サウンドとミックスすることまでやられちゃってた。悔しいね。

しかしアルゴリズムとか考えてくれてるので非常に捗る。サンキュー!
しかも、うちには必要な機材がすべて揃っていた!

Funsonic アンプ FS-01V(なんと150HzのLPF内蔵
バイブレーションモジュール VM812
オーディオインターフェース Fast Track Ultra


iRacing
↓ ↓
音 テレメトリ
↓ ↓
↓ X-Sim
↓ ↓
↓ moboオンボードサウンドからラインケーブルでオーディオI/Fに突っ込む
↓ ↓
オーディオI/F → 生サウンドはそのままヘッドフォン等へ

生サウンドとX-simサウンドをI/F内でミックスしたものを別のアウトプットへ

Funsonicアンプ

振動ユニット揺らしてめしうま


X-Simがどう動くのかわからないけど、時間がぽっこり開いたらやってみよう。
まずはフルバケに振動ユニットをどうやって付けようか悩もう。ケツの下にはスペースがないので腰の裏あたりに穴あけてボルト止めかなぁ。実車に付ける予定ないから加工してしまうか。

振動ユニットがもう1個あるので、足元のペダル付近につけたい。GiddyUpPedalは振動与えても大丈夫っぽい構造だけどどうかな。


ミキサー機能を備えているようなオーディオI/Fは何をするにも便利なので騙されて導入しとくべきだ!
2012年4月17日

ドラポジを改善する

SUSコックピットに装着してるフルバケットシートが立ちぎみでドラポジに違和感があったので、ポジションをもっとアジャストできそうなサイドステーに交換する。
ついでに安物スライドレールがびみょーーうにカタついてて気になってたので、それも交換することにした。安物買いのなんとか!


スライドレール
家に転がってたRECAROさんのレールを使用。さすが車検対応。ガタつきはない。位置合わせのときにレバーがガッチャンはまるのがちょっとうるさいね。


SUSフレームへの取り付けは、床と干渉しないようにしたらやむなく一番高い状態に。ちょっとだけ不満。と思ってたらシートがかなり落とし込めたので不満じゃなくなった。



サイドステー
レカロ純正のサイドアダプターを検討したけど、見るからに調整の幅が狭いっぽいので別のにした。
NANIWAYA サイドステー/SP-G を取り寄せたよ。性能はともかく、あんまり品質は良くないかも。シム用には十分すぎる。



ドラポジ完成版
折り曲げすぎてた腰への負担が軽減した。
ドラポジ調整が自由自在の我がコックピット、最強すぎる。


配線がごちゃごちゃすぎる…。


余ったスライドレール+サイドステー(ジャンク扱い)はiRでPMくれたら送料着払いで送りつけますよ。邪魔なので実験用とかにどなたかもらってください。取り付け幅390mmくらいの横止めシートなら付きますよ。
2012年4月10日

Arduino on iRacing

iRacing のテレメトリ情報で Arduino を動かしていろいろ遊ぼうという新シリーズ第1弾!

僕はプログラミングの知識もハードウェア制御の知識もほとんどありません!
そこから始めるよ!間違いや勘違いが多々あると思うよ!



目的
・iRacingのリアルタイムテレメトリを参照して何か動くものを作る。

手段
・ソフトウェア開発環境: 初心者向けらしい Microsoft Visual Basic 2010 Express でいいのかな。無償。太っ腹。
・ハードウェア: 定番らしく情報も多い Arduino UNO R3 にしてみる。かわいい。


いまのところ調べてみたこと
iRacing SDK スレッドで公開されている irsdk 1.02.zip の中の irsdk_defines.h を理解できないまま読んでみた。
iRacingのテレメトリ情報のうちリアルタイムな部分は MemoryMappedFile という、C#かVBで使える.NETな機能を使って参照できる状態にあるらしい。どれかのメソッド?を使うとデータが拾える、のはずだ。たぶん。irsdk 1_0 data vars.csvも拾っておく。



とりあえずここまで。すべてが初めてなので何がなんだかさっぱりわからん。
目的のための手段が困難すぎて困った。
VBからArduinoとシリアル通信してLEDピカピカはできたので、あとはiRacingテレメトリ情報をVBで拾えればなんでもできそうなのに、そこが理解できない。
サンプルソース無いかなぁ。どなたかたすけて!


アイデア
・ギアがちゃんと変わってるか判定して、シム側でギアが入らないとレバーが奥まで倒れないFFBシフター。
・アクセルをちゃんと100%まで踏めてるか緑色LEDで表示するリアルタイムペダルチェッカー。人によっては便利。
・フロントウインドウに吸盤でぶらさげたお守りを小型サーボで傾け、視界の片隅でGを体感するバーチャルGシミュレーター。物理演算でGが消えたあともゆらゆらする。例えるならばDiRTシリーズのアレ。
・後ろの車との距離に応じてLEDが輝度を増し、近くにくると高速点滅するバーチャルSUPER GTパッシングヘッドライト。
・上下Gを音声情報に変換して、FunSonicやButtKickerを動作させる路面凸凹シミュレーター。Forzaのような路面フィードバック体験。
・レース中の各種フラッグをフルカラーLCDかマトリックスLEDに全面表示して、F1サーキットのストリートコースにあるような電光掲示板風フラッグ。
・残り周回数やタイムをホームストレートのピットロード付近でだけグラフィック液晶に表示するバーチャルサインボード
・まだまだあるよ!

アイデアはたくさんあるけど、システム的に実現可能かどうかはともかく、速さに繋がらないものばっかりだね。
あ、繋がったらチートか。
2012年4月5日

iRacing をやりなおす

最近はサンデーiレーサーであり、あまり走りこんでないせいか、クルマの走らせ方がよくわからなくなりました。
MX-5で荷重移動の基礎からやり直そう。

MX-5 Roadster ってこんなにロールしたっけ?ってくらい怖いぞ!インを縁石に乗せたら横転しそうなほど!
CUPのほうが扱いやすい。
NTMのせいかな、巻き込みが増えた。あと、4輪全部接地してないとコーナリングが遅いかもしれない。

荷重移動とその結果がわかりやすくておもろいなぁ。ダウンフォースカーじゃこうはいかないね。